ラオス国家主席にトンルン・シスリット氏が

2021年3月22日 〔ラオス〕

 ラオス国民会議は3月22日、国家主席(大統領)にこれまで首相を務めていたトンルン・シスリット(Thongloun Sisoulith)氏(75)を選出した。任期は5年。ラオスは「ラオス人民革命党」による一党独裁体制を敷いており、1月13日から開催された党大会でトンルン氏が最高指導者である書記長に就任していた。

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 ラオスでは、1975年に社会主義体制を確立し、以来軍人が党の最高指導者である書記長を務めてきたが、今回初めて軍歴を持たない文民出身の書記長となった。

 また、これまでトンルン氏が就いていた首相の座には、国家副主席を務めていたパンカム・ウィッパーワン(Phankham Viphavanh)氏(69)が就いた。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○

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