2021年5月11日 〔シンガポール/マレーシア〕
新型コロナウイルス感染拡大防止のために昨年の3月以降閉鎖されているシンガポールとマレーシアの間の国境が5月17日から、家族の葬儀や重病の見舞いなどに限って出入国が認められる。
マレーシアからジョホール海峡にかかる2本の橋を渡り、シンガポールへ通っていた越境通勤者は約30万人と言われる。
国境の閉鎖によりこれらの人たちが働けなくなった。シンガポールにとってこれらの労働力は貴重で、企業や就労者からの訴えを受けて昨年8月に90日以上の滞在を条件に越境通勤者の入国を認めた。シンガポールの企業は、これらの人たちのために新たに居住施設を用意していた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○