ミャンマーで新型コロナ感染拡大。検査体制崩壊

2021年6月8日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー北西部のチン州で新型コロナウイルスの感染が拡大している。6月3日遅くに公表された公式統計によると、それまでの3日間で122人の新規感染者となり、2月のクーデター後最大となった。感染者の多くはチン州の住民。

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 チン州はインドと国境を接するため、インドで見つかった変異種の拡大が懸念されている。

 ミャンマーでは、多くの医療関係者が国軍への抗議のため「不服従運動」に参加しており、新型コロナの検査体制が崩壊している。6月3日までの7日間では1日平均で1400回強の検査が行われたが、クーデター前には1週間で1万7千回を超える検査が行われていた。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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