フィリピンのアキノ前大統領が61歳で急死

2021年6月24日 〔フィリピン〕

 フィリピンのベニグノ・アキノ前大統領が6月24日、61歳で死去した。死因は腎不全だとされる。2010年から2016年に第15代大統領を務めた。

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 父親はマルコス独裁政権に対抗し、1983年に亡命先の米国から帰国した直後に空港で暗殺されたベニグノ・アキノ元上院議員。また母親は夫の遺志を継いで1986年の「ピープルパワー革命」で大統領に就任した故コラソン・アキノ元大統領。

 ベニグノ・アキノ氏はこの2人の長男として1960年にマニラで生まれた。母親が2009年に死去したのち、世論に推されて2010年に大統領選に出馬し、42.08%の高い得票率で圧勝した。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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