シンガポールが入国規制を11/11から緩和

2021年11月10日 〔シンガポール〕

 シンガポール保健省は11月8日、新型コロナウイルス感染対策のために実施している入国規制を11月11日深夜から緩和すると発表した。

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 新型コロナウイルスのワクチン接種者は隔離なしで入国でき「ワクチントラベルレーン(VTL)」の対象にマレーシア、フィンランド、スウェーデンの3ヶ国が追加される。11月22日から申請を受け付け、29日から渡航者を受け入れる。

 ワクチントラベルレーンのこれまでの対象はオーストラリア、ブルネイ、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スイス、英国、米国の12カ国だった。11月15日には韓国も追加される予定になっている。

 あわせて、各国の入国規制区分についても見直された。入国規制区分はカテゴリーⅠが最も緩く、Ⅱ、Ⅲの順に厳しくなる。

 カテゴリーⅢからカテゴリーⅡへと変更になったのは、マレーシアやインドネシア、ベトナム、カンボジアなど14カ国で、自宅や自己指定ホテルでの待機措置(SHN)期間が10日から7日に短縮される。

 また、カテゴリーⅣからカテゴリーⅢへの変更は、インド、バングラデシュ、パキスタン、タイ、ミャンマー、ラオス、フィリピンなど23カ国で、入国後の待機措置は、政府指定の施設から、自宅や自己指定のホテルが可能となる。

 さらに、カテゴリーⅡ~Ⅲからの渡航者に課している出発前48時間以内のコロナ検査についても、PCR検査に加えより簡易な即時抗原検査(ART)も認める。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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