国連安保理がスー・チー氏らの判決に「懸念」

2021年12月10日 〔ミャンマー〕

 国連の安全保障理事会は12月8日、ミャンマーの特別法廷が国家顧問兼外相だったアウン・サン・スー・チー氏と大統領だったウィンミン氏を禁錮刑にしたことについて、深い懸念を表明する報道声明を発表した。

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 声明では、人権や法の支配を尊重する必要性を指摘し、国軍による拘束されている人々の解放を改めて要求した。

 国連安全保障理事会の声明発表には全15理事国の同意が必要だが、常任理事国の中国とロシアはミャンマーの内政問題だとして距離を置いているため、今回の声明にはクーデターや国軍を明示的に非難する文言は含まれていない。

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〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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