タイ、5月1日からワクチン接種者の入国規制撤廃

2022年4月26日 〔タイ〕

 タイ政府は4月22日、新型コロナウイルス対策で実施している入国規制を5月1日から緩和する方針を決めた。ワクチン接種完了済みの旅行者については、タイ到着時のPCR検査と待機が不要となる。また、未接種でも渡航前の検査で陰性を証明できれば隔離措置は免除される。

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 これまではワクチン接種完了済みでも入国時にPCR検査を受け、結果がでるまでホテル待機が必要だったが、5月1日からは自主的な抗原検査の実施を求める方式に変わる。 

 また旅行者に求めている医療保険の補償額は現在の2万ドル(約255万円)以上から、1万ドル以上に減額する。

 接種したワクチンによって入国時のPCR検査と待機の免除に必要な回数はことなり、ファイザーやモデルナ、アストラゼネカなどのワクチンについては2回以上、ジョンソン・エンド・ジョンソンについては1回で認められる。

 規定回数のワクチンの接種が完了しておらず、渡航前の検査で陰性を証明できない場合は、ホテルで5日間の隔離が義務付けられ、滞在4日目か5日目にPCR検査が実施される。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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