2022年4月30日 〔マレーシア〕
マレーシア中央銀行は4月29日、シンガポールの配車大手の「グラブ(Grab)」やネット通販大手の「シー(Sea)」など5陣営にインターネット専業銀行の免許を付与すると発表した。グラブやシーはシンガポールでも年内にネット銀行を開業する計画。
免許取得の許可を受けたのは、グラブとシンガポール・テレコムらの企業連合、シーとマレーシアの複合企業YTLの連合、イオンファイナンシャルサービスとイオンクレジットサービスマレーシアの連合、マレーシアの通信大手アシアタ・グループとRHB技能の連合など5つの陣営。それぞれ1~2年後の開業を目指す。
イオングループともう1陣営はイスラム金融方式で参入する。今回の支店網を持たないことを条件としたネット銀行の免許には29陣営が応募していた。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○