2022年7月31日 〔ASEAN〕
東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議が7月29日、議長国カンボジアの首都プノンペンで開催した。ASEAN加盟国のほか、日本、中国、米国、ロシアなどの主要国が参加するこの会議だが、ミャンマーは代表者を送らなかった。
ミャンマーは、クーデターによる国軍が全権を掌握し、2021年10月以降のASEAN首脳会議や外相会議などの主要会議からは排除されている。ASEAN側はミャンマー外務省の事務官の出席は認めているが、ミャンマー国軍はこれに強く反発しており、不参加の意向を伝えた。
また、一連の会議にはASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議も含まれる。ARFは北朝鮮が参加する数少ない多国間協議のひとつだが、外相は欠席し、駐インドネシア大使が出席する見通し。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○