マレーシア警察、マハティール元首相を事情徴収?

2015年9月3日 〔マレーシア〕

 8月29日に始まったマレーシアの首都クアラルンプールでの大規模デモは、ナジブ首相の退陣を求めるものだ。元首相のマハティール氏も参加し、自ら首相の退陣を求める演説をしたことを巡りマレーシア警察当局はマハティール氏を事情聴取する方針を固めた。

[PR]

 日本経済新聞(2015年9月3日)によると、マレーシア警察当局は記者団に対して「彼(マハティール氏)に聞きたいことがある」と語った。

 マハティール元首相は、ナジブ首相の1MDB資金疑惑を巡る対応に不満を持ち退陣を求めており、議会に対しても「首相の不信任案を可決すべきだ」と発言しているようだ。不信任案の可決には国会議員の過半数の賛成が必要だが、そのためにはナジブ氏が率いる統一マレー国民組織(UMNO)を軸とする与党連合から22人以上の不信任票が必要となる。

〔関連記事〕

他の記事も読む
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

○ASEANを知るお手伝い、エムニドの調査支援サービス「シルシエン」○
    ⇒ 詳しくはこちら

 

マレーシア警察、マハティール元首相を事情徴収? はコメントを受け付けていません

分類 マレーシア