2016年3月24日
中国・海南省の三亜にて3月23日、中国とタイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの首相、副大統領らが出席して首脳会議が開かれた。中国の李克強首相は会議で、メコン川流域の開発促進を目的に100億ドル超の融資枠を設ける意向を表明した。メコン川流域のこれらのASEAN5か国は「陸のASEAN」とも呼ばれている。
中国が用意する融資枠は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を資金調達で使う。これまで中国とメコン5か国の首脳会議はアジア開発銀行(ADB)の主催で3年に一度開かれていたが、中国は自国で開く首脳会議へと衣替えした。
今回の6か国首脳会議では、政治や文化の交流拡大を目指す「三亜宣言」も発表した。
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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。
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