ミャンマー、ティン・チョー大統領が正式就任

2016年3月31日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの上下両院合同の連邦議会が3月30日に開かれ、ティン・チョー氏(69)が大統領に正式就任した。1962年の軍事クーデター以降、国軍関係者が政治的実権を握っていた同国で歴史的な政権交代となった。

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 ティン・チョー氏はアウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)から擁立された候補者でスー・チー氏とは親密な関係にあり、外国籍の親族を持ち大統領になれないスー・チー氏に代わって大統領になったと言われている。

 スー・チー氏は、21府省の閣僚のうち外相、大統領府相、電力・エネルギー相、教育相の4つを兼務する。また、NLDはこの他にも5閣僚を占める。

 また、前政権与党の連邦団結発展党は2人、少数民族政党は1人、そして議員ではない専門家6人が残りの閣僚となる。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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