2016年7月17日 【南シナ海問題】
アジア欧州会議(ASEM)が7月16日に閉幕となり議長声明が採択されたが、注目されていた南シナ海問題については言及を見送られた。特定の地域や国名をあげず、「国際法の原則や国連海洋用条約に基づく紛争解決の重要性に合意し、航行の自由を再確認」という表現となった。
南シナ海を巡る仲裁裁判所の判決が7月12日に出されたが、中国が判決は無効であり従わないとの態度表明をしていることから、判決後初の首脳級国際会議となる7月15日開幕のアジア欧州会議(ASEM)での議論が注目されていたが、中国が議題にすることに反対していた。
中国の李克強首相は、ロシア他、ベトナム、カンボジア、ラオスなどの首相らと2国間会談を行い、中国の立場を支持するように働きかけたいた。
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