2018年5月24日 〔ミャンマー〕
ミャンマーで広まっている二大農業アプリは「グリーンウェイ」と「ゴールデンパディ」。ともに2016年に配信が始まっている。
グリーンウェイは、西部ラカイン州の非政府組織(NGO)職員だったテイン・ソー・ミン氏が5年をかけて開発した。いまでは同氏経営の「グリーノベーター」には1800人を超える国内外の専門家が協力し、農家からの質問に答えており、無料プラットフォームとして普及している。
また、ゴールデンパディは、ミャンマー在住のオランダ人、アーウィン・シクマ氏により開発され、小規模農家にアドバイスを提供する。このプラットフォームには毎月300万人近い農家がアクセスし、毎週約1500人が新規登録しているという。
ミャンマーでは労働力全体の60%以上が農業に従事していると言われ、農業は国内総生産(GDP)の40%近くを占めている。
こういった農業アプリが、農業の生産性を向上し、農業従事者の収入も増加にやくだっている。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○