2019年5月7日 〔ブルネイ〕
ブルネイのボルキア国王は4月に施行した、同性愛行為や不倫にたいする投石による死刑執行を猶予する方針を表明した。国際社会から強い批判を浴びていた。
ボルキア国王は「新刑法導入に対する多くの疑問や誤解があることは認識している」と述べた一方で「誤解が解ければ、新刑法の利点は明白になるだろう」として、イスラム法に沿った新刑法の正当性を強調した。
新刑法の投石による死刑執行という残虐な刑罰に対して国際社会から批判を浴びていた。
新刑法は撤回されたわけではなく、死刑の執行を猶予するにとどまっており、欧米を中心にブルネイへの批判が続く可能性はある。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○