タイ・セントラル、タイのファミマを完全子会社化

2020年5月28日 〔タイ〕

 タイの財閥で小売り最大手のセントラル・グループは5月27日、ファミリーマートと合弁で展開しているコンビニ運営会社を完全子会社化すると発表した。ファミリーマートの49%の持ち分を買い取る。ファミリーマートを傘下に持つ伊藤忠商事は今後もライセンスは継続し、店舗名に変更はないとしている。

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 タイでは、最大財閥チャロン・ポカパン(CP)グループの運営するセブンイレブン」が約1万1千店舗と勢力を伸ばしており、セントラル・グループも完全子会社化により対向していく。ファミリーマートのタイの店舗数は今年1月現在で約1千店。

 ファミリーマートは1993年にタイで1号店を開店。2012年にはセントラル・グループがファミリーマートのタイ現地法人の株式の51%を取得し、合弁で事業を展開してきた。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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