2020年6月10日 〔カンボジア〕
日本経済新聞社によると、欧州連合(EU)欧州委員会はカンボジアとの貿易優遇装置の一部を8月から取りやめるようだ。カンボジアのフン・セン政権が同国で組織的な人権侵害を犯しているとしての制裁措置の発動だ。
カンボジアは、武器以外の製品を無関税で輸出できる「EBA協定」制度を活用して、2001年からEUへの輸出を増やしきた。しかしながら、フン・セン政権による、野党の弾圧や人権侵害を批判するEUは、2020年2月にEBAの一部を停止すると決めていた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○