ミャンマーで一部少数民族と国軍が衝突 

2020年6月10日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー西部のラカイン州で、少数民族武装勢力「アラカン軍」と国軍や警察との衝突が続いている。ミャンマー政府が今年3月にアラカン軍を「テロ組織」に指定し、国軍が停戦を拒んでいることが理由とされる。

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 アラカン族は仏教徒ラカイン族主体の武装勢力で、自治権の拡大を求めている。

 5月29日には、ラカイン州北部の農村地帯にある警察部隊の駐屯地を100人規模で襲撃したとされる。警察官4人を殺害している。また同日、アラカン軍は「ビルマ族主導の統治は認めない」との声明を発表している。

 

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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