ミャンマー国軍、民主活動家らを指名手配

2021年2月15日 〔ミャンマー〕

 軍事クーデターによる国軍支配が続くミャンマーで2月13日、国軍は、国軍系テレビを通じて著名民主活動家ミン・コー・ナイン氏ら計7人を指名停止したと発表した。2月13日は、アウン・サン・スー・チー氏の父アウン・サン将軍の誕生日で、軍への抗議運動は続いている。

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 ミン・コー・ナイン氏は1988年の民主化運動の中心人物の一人で、今回の軍事クーデター発生後、SNSに動画を投稿し、中央省庁の公務員の出勤拒否などを訴えたいた。

 指名手配されたのは、同氏に加え、抗議デモへの賛同を示していた著名な男性歌手や女性作家、さらにアウン・サン・スー・チー氏らを支えてきた政策シンクタンクの代表者らなど。

 国軍は、公衆に恐怖や警戒心を抱かせることを意図した言論を禁じた刑法505条に違反したことを理由としている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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