2021年3月1日 〔ミャンマー〕
ミャンマーの国連大使チョー・モー・トゥン氏は2月27日、国軍から大使解任を命じられたとの報道を受けて、出来る限り反撃することを決めたと抵抗を続ける考えを表明した。
チョー・モー・トゥン氏は国軍によるクーデター前から国連大使を務めており、2月26日に国連総会の非公式会合でアウン・サン・スー・チー氏の率いる国民民主連盟(NLD)を代表する立場として国軍の行為を非難する発言をしていた。翌27日には国営テレビが国軍が同氏を国連大使から解任したと報じた。
国連関係者によると、米ニューヨークにある国連本部はミャンマーから政権交代の通知を受けておらず、軍事政権を同国の政府とは公式に承認していないという。そのため、現時点ではミャンマーの国連大使に変更はない。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○