ミャンマー「統一政府」が国際司法裁判所に協力

2021年6月1日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーで、民主派が国軍に対抗して樹立宣言した「統一政府」が5月30日、少数民族ロヒンギャの迫害を巡る国際司法裁判所(ICJ)の審理に協力することを表明した。

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 ミャンマー国軍はロヒンギャへの迫害を続けてきた。その国軍をけん制するとともに、ロヒンギャ問題に積極的に取り組む姿勢をみせることで自らが正当な政府だとアピールすることが狙いと思われる。

 統一政府は5月30日付の声明で、ロヒンギャの困難な状況についての懸念を表明し、自らを「合法的な政府として、裁判所が定めた予定表に留意する義務がある」との考えを明らかにした。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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