インドネシア政府、制限レベルを引き下げ

2021年10月21日 〔インドネシア〕

 インドネシア政府は10月18日、ジャワ島・バリ島で11月1日まで延長した新型コロナウイルス感染対策のための活動制限(PPKM)で、首都ジャカルタなど首都圏の一部地域の感染リスクをレベル2(下から2番目に低いレベル)に引き下げた。

[PR]

 物流関係車両の運転手はワクチンの2回接種が完了している場合、迅速抗原検査の陰性証明が14日間有効となるなど、経済活動再開に向けて規制が緩和された。エッセンシャルワーカーは一部ワクチン接種済を条件に75%の出社、それ以外でもワクチン接種が完了していれば50%出社が認められる。

 首都圏でもバンテン州タンゲラン県、西ジャワ州ボゴールはレベル3のまま。一方西ジャワ州スマラン市、東ジャワ州スラバヤ市などはレベル1に引き下げられた。ジョグジャカルタ特別州とバリ州はレベル2となった。

 レベル1の地域では、スーパーや伝統的な市場の収容人数を75%から100%まで引き上げたほか、レストランやカフェの飲食時間については60分の制限を廃止した。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

インドネシア政府、制限レベルを引き下げ はコメントを受け付けていません

分類 *news, インドネシア