ミャンマーで市民デモ隊に国軍車両と発砲

2021年12月6日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの最大都市ヤンゴンで12月5日、クーデターにより実権を握っている国軍の車両がデモ行進をしていた市民に突っ込み、その後発砲した。現地メディアによると5人が死亡したようだ。

[PR]

 ミャンマーでは国軍に反対する市民らによるデモが続いている。大規模デモは鎮圧されたが、単発的で小規模なデモが繰り返されている。

 現地メディアによると、12月5日午前、アウン・サン・スー・チー氏の肖像を掲げて市民約20人がヤンゴンの住宅地でデモ行進していたところ、後ろから国軍兵士を乗せた車両が近づき速度を上げて突っ込んだという。その後兵士が発砲し、5人が死亡、15人が逮捕されたという。

 この日は、国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官がヤンゴンを訪れており、警戒を強めていた。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

ミャンマーで市民デモ隊に国軍車両と発砲 はコメントを受け付けていません

分類 *news, ミャンマー