シンガポールで新規感染過去最多

2022年2月7日 〔シンガポール〕

 シンガポールの新型コロナウイルス新規感染者数が2月4日、13,208人と過去最高を更新した。しかしながら重症の患者数や死者数は少ない数にとどまっており、集中治療室(ICU)の利用件数は15件、死者数は6人だった。

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 オミクロン株による感染が拡大するシンガポールでは、1月21日の段階では一日あたりの新規感染者数が3,000人程度だったが、わずかの間に急増した。2月4日の新規感染者の約99%は市中感染で、2月1日と2日の春節(旧正月)で人々が集まったことが感染増加の一因だと思われる。

 新規感染者数が過去最多となってはいるが、ワクチン接種の完了が人口の89%で、追加接種の完了率も59%と高く重症化する率が少ないとみられており、今後も現行の規制を維持したまま、感染拡大のピークが過ぎるのを待つ可能性が高い。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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