ミャンマー国軍、「非常事態宣言」を半年間延長

2022年8月1日 〔ミャンマー〕

 ミャンマー国軍は7月31日、国防治安評議会を開き、「非常事態宣言」の半年間の延長を決定したと発表した。延長により2023年2月1日まで引き続き司法、立法、行政の全ての権限を国軍トップのミンアウンフライン総司令官が握ることになる。

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 2021年2月1日の国軍によるクーデターで、1年間の期限で非常事態宣言が発令されていた。国軍は2022年1月に半年間の延長を承認し、8月1日が期限となっていた。

 現行憲法では宣言の期間を原則1年として、最長2年までの延長を認めている。また、憲法では同宣言の期間終了後、半年以内に総選挙を実施すると定めている。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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