2022年8月25日 〔フィリピン〕
フィリピン中央銀行は8月22日、「金融包摂調査(FIS:Financial Inclusion Survey)」の2021年版を発表した。それによると、15歳以上の国民のうち銀行などの口座の保有者割合が56%に達した。2019年から27ポイントの上昇で、2015年の調査開始以来最大の伸びだった。
その背景には、新型コロナウイルスの感染拡大があり、電子マネー口座の開設が増加したことが主因となっている。保有口座の種類別として、電子マネー口座保有者は2019年の8%から36%に、そして銀行口座保有者も2019年の12%から23%とに増加した。
〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○