FACT BIT:ヤンゴン証券取引所(ミャンマー)

「ミャンマー証券取引所(YSX)」

 ミャンマー初の証券市場。1930年代の英国植民地時代に建設された元中央銀行の建物が改装されて本部になる。

 同証券取引所は軍政時代の1990年代から構想されていた。2012年春、大和総研と東京証券取引所(現日本取引所グループ)がミャンマー中央銀行と共同で証券取引所開設を目指すことで合意。2014年12月、国営銀行最大のミャンマー経済銀行と大和総研、日本取引所の3社合弁で証取運営会社を発足。2015年11月8日の総選挙後に取引開始予定。

 上場候補に挙げられる国内企業は、MAPCO:ミャンマー・アグリビジネス・パブリック・コーポレーション(米商社)、FMI:ファースト・ミャンマー・インベストメント(不動産開発)、AGD銀行:アジア・グリーン・ディベロップメント銀行(国内最大財閥トゥーグループ傘下)、など。その他、銀行や建設業を中心に20以上の上場適格企業があるとみられている。

2015年9月7日

FACT BIT:ヤンゴン証券取引所(ミャンマー) はコメントを受け付けていません

分類 ミャンマー