2015年10月24日
ミャンマーの総選挙が11月8日に迫り、いろいろとあわただしくなってきています。日本には約1万2000人のミャンマー人が住んでいるとされており、在外投票も行われているようですが、その一方今回の選挙でミャンマー国民と認められず投票権を持てなかった「ロヒンギャ民族」の日本居住者の一部が10月20日に東京都品川区のミャンマー大使館周辺で行われた民主化要求デモに参加したとのことです。
毎日新聞・電子版によると、デモを主催したのは在日ビルマロヒンギャ協会で、日本には軍事政権下で迫害を逃れたロヒンギャの人々が館林市を中心に約230人暮らしているそうです。
ロヒンギャ民族はミャンマー西部ラカイン州に暮らす少数イスラム教徒で、ミャンマーでは「国民」として認められていません。在日ビルマロヒンギャ協会は剥奪された投票権の回復を要求しています。また、選挙では、アウンサンスーチー氏の率いる「国民民主連盟」(NLD)の支持を表明しています。
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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕
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