「大統領選出は3月17日以降」ミャンマー

2016年2月9日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの連邦議会は2月8日、大統領の選出は3月17日以降になると発表した。現大統領の任期は3月末となっており、大統領の選出は、上院議員、下院議員、軍人議員の3つのグループからそれぞれ大統領候補を選出し、上下両院の合同議会で過半数の得票を得た者が大統領に選出される。残る2人の候補者は副大統領となる。

[PR]

 上下両院で過半数の議席を確保しているアウン・サン・スー・チー党首の率いる「国民民主連盟(NLD)」が大統領選出の権利を持つことになるが、外国籍を持つ親族のいる人物に大統領資格がないという現行憲法の規定でアウン・サン・スー・チー氏が大統領になることはできない。

 そのため、NLDには憲法の大統領資格の規定を一時停止する法案を議会に提出する動きがあると言われており、軍人議員を指名する国軍との間での調整が難航していると言われている。

〔関連記事〕

他の記事も読む
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

○ASEANを知るお手伝い、エムニドの調査支援サービス「シルシエン」○
    ⇒ 詳しくはこちら

「大統領選出は3月17日以降」ミャンマー はコメントを受け付けていません

分類 ミャンマー