マハティール首相、中国主導大陸鉄道中止を再表明

2018年8月23日 〔マレーシア〕

 マレーシアのマハティール首相は8月21日、訪問先の中国で中国主導で建設が進んでいた大陸鉄道整備事業の中止を改めて明言しあ。8月20日に習近平国会主席、李克強首相とそれぞれ会談した際に、中止の方針を伝え理解を得たという。

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 クアラルンプール郊外のクラン港から同国北部のタイ国境までを結ぶ「東海岸鉄道」は、ナジブ前政権が推進していたが、マハティール氏による政権交代後、政府の財政負担軽減を理由に今年7月、中止を表明していた。

 また、中国企業が関与する天然ガスのパイプライン建設計画も同様に中止すると表明している。

 今年5月には、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画についても、財政再建を優先するとして中止を表明している。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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