ベトナム、輸入車規制「政令116」を継続

2019年2月7日 〔ベトナム〕

 ベトナムで2018年1月から続いている輸入車の規制「政令116号」が継続させることとなった。チン・ディン・ズン副首相が会合で明らかにしたことを現地メディアが報じた。

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 東南アジア諸国連合(ASEAN)域内の輸入車関税がゼロになるのと同時に施行されたこの政令では、自動車生産国で品質が保証されたことを示す正面所の提出及び輸入ロットごとの車両検査を義務付けるなど煩雑な手続きがあり、実質的な輸入規制にあたるのではないかと言われている。

 ベトナムは2020年までに自動車メーカーの国内部品調達率を現在の10%程度から35~40%に引き上げることをめざしている。ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、2018年のベトナムの自動車販売台数は前年比5.8%増の約29万台だったが、そのうち輸入車販売は6.2%減の約7万3千台となっている。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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