シンガポールで新型コロナのワクチン承認

2020年12月15日 〔シンガポール〕

 シンがポールのリー・シェンロン首相は12月14日、同国の医薬当局が新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表した。米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンで、12月末までに最初のワクチンがシンガポールに到着し、その2~3週間後には投与が開始される予定。

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 医療関係者や高齢者への投与が優先されるが、国民のみならず外国人労働者などの長期滞在者に対しても無料とする方針。ワクチン投与の義務付けはされないが、首相は投与を強く求めると述べた。ただ、妊婦や、免疫障害のある人、16歳未満の人への投与は当面見送られる。

 シンガポールの新型コロナウイルス感染者数は12月14日現在で58,320人。人口比約1%が感染したことになる。

〔参考〕

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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