ミャンマーで国軍への抗議デモ続く

2021年2月9日 〔ミャンマー〕

 国軍によるクーデターが2月1日未明に起きたミャンマーでは、市民らによる国軍への反発が強まっている。最大都市ヤンゴンでは2月6日から3日連続で抗議デモが起こり、数万人が参加した。2007年の反政府デモ(「サフラン革命」)以来の大規模なデモとなった。首都ネピドーや第二の都市マンダレーでもデモが起きているもよう。

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 クーデター発生から数日間は国軍による弾圧を恐れて市民はそれぞれで鍋やフライパンをたたいて抗議の気持ちを示す程度だったが、現在はデモ隊として町に繰り出すようになった。

 国軍は2月8日、ミャンマー国営放送を通じて法的措置をとる可能性を示し警告した。現地メディアは2月8日、第二の都市マンダレーなどでヤカイン外出禁止令が発令されたと報じた。また、5人以上の集会も禁止された。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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