2021年4月9日 〔シンガポール〕
シンガポールで時期首相に内定していたヘン・スイキャット副首相兼財務相が4月8日の記者会見で、次期首相の座を辞退すると表明した。新型コロナウイルス収束後にヘン氏に政権が移譲される予定だったが白紙に戻った。
ヘン氏は、就任時期が不透明であることに加え自身が今年60歳になることも辞退の理由にあげた。
リー政権は2週間以内に内閣改造を行い、ヘン氏は財務相から降板するが副首相にとどまる予定。次期首相候補には、チャン・チュンシン貿易産業相やオン・イェクン運輸相、ローレンス・ウォン教育相ら40代から50代前半の閣僚の名があがっている。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○