2021年4月29日 〔ミャンマー〕
ミャンマーの少数民族武装勢力のひとつ「カレン民族同盟(KNU:Karen National Union)」が4月27日、同国東部のタイ国境近くで国軍の前哨基地を制圧した。
カレン民族同盟(KNU)は、同国の有力武装勢力のひとつで、国軍によるクーデター及びその後の市民への弾圧行為を非難し、国軍との衝突が増えている。3月27日にはKNUがカイン州の国軍拠点を制圧し、同日の夜国軍がKNUの支配地域を空爆により報復している。
〔関連記事〕
- ミャンマーの10武装組織が市民デモ隊支援で一致(2021.4.5)
- ミャンマー・カイン州に国軍空爆、3000人がタイへ(2021.3.29)
- ミャンマーの少数民族武装勢力が国軍を非難(2021.3.28)
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○