2021年7月5日 〔ミャンマー〕
ミャンマーで携帯通信事業を手掛けるノルウェーの通信大手「テレノール」が、ミャンマーでの携帯通信事業の売却を検討しているようだ。ロイター通信が7月2日までに報じた。これに対してテノールは、様々な選択肢を吟味しているとの声明を発表した。
報道によると、テレノールは米大手金融シティと契約し事業売却に向けた手続きを始めているという。クーデターによりミャンマーでの事業環境が悪化したことで、約860億円の減損損失を計上した。
ミャンマーに進出済みのカタールの通信会社「ウーレドゥー」が買収に関心を示しているほか、複数の中国企業にも応札を呼びかけているという。
テレノールは2014年にミャンマーに進出し、国営のミャンマー郵電公社(MPT)に次ぐ国内第2位の携帯事業者で約1800万人の利用者を抱える。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○