8月9日に独立50周年(SG50)の独立記念日を終えたシンガポールの国会が解散し9月に総選挙を行うことになりました。トニー・タン大統領は8月25日、国会(一院制、任期5年)を解散しました。総選挙は9月1日に告示され、9月11日に投票の予定です。今回87の定数は89に増えます。
リー・シェンロン首相が党首を務める与党・人民行動党(PAP)は解散前80議席で、労働者党が唯一国会に議席を持つ野党として7議席を確保していました。
今年3月に「建国の父」と呼ばれる初代首相のリー・クアンユー氏が死去してから初めての総選挙となります。リー・クアンユー政権下で圧倒的な座席数を持っていた人民行動党ですが、前回の総選挙では勢いの衰えを感じさせてました。今回の総選挙での獲得議席数が注目されます。
〔参考〕
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〔ASEAN News Clips 編集部〕 2105年8月26日
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