ミャンマー北東部の3少数民族武装勢力が停戦意向

2016年8月20日 〔ミャンマー〕

 長年に渡り複数の国内武装勢力との停戦実現を探っていたミャンマーで、新たに中国と国境を接する北東部シャン州の3つの少数民族武装勢力が8月18日、政府の呼びかける停戦に応じる意向を共同声明として発表した。8月31日に首都ネピドーで開催される和平会議にも出席する予定。

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 テイン・セイン前政権が2015年10月に各地の武装勢力8つと停戦協定の署名にこぎつけたが、停戦に応じない勢力も残っていた。今回共同声明を発表した3勢力のうちの1つはコーカン地区の「ミャンマー民族民主同盟軍」で、2015年2月以降、中国系コーカン族の支配強化を訴えて国軍と激しい戦闘を広げ、200人を超える死者が出ている。

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〔Clisien ― ASEAN Info Clips 編集部〕 
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