2018年8月25日 〔マレーシア/シンガポール〕
シンガポールとマレーシアの両政府は、両国を結ぶ高速鉄道計画(Kuala Lumpur-Singapore High Speed Rail (HSR)) の延期に合意した。シンガポールの主要紙「ストレーツ・タイムズ」が8月24日報じている。
マレーシアのマハティール首相は今年5月の首相就任後に、政府の財政立て直しを理由にこの計画を中止すると表明していた。今後、両国は延期期間などのついて検討するもよう。
この高速鉄道計画は、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポール間約350キロメートルを90分で結ぶもので、マレーシアのナジブ前政権が推進していた。2026年の開業を目標に入札手続きも始まっていた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○