タイの新未来党の党首が選挙法違反容疑で告発

2019年4月25日 〔タイ〕

 タイの選挙管理委員会は4月23日、3月の総選挙で躍進した新党「新未来党」のタナトーン党首を選挙法違反容疑で告発すると発表した。タナトーン氏がメディアの株を保有していたことが選挙法に抵触するとしている。

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 タイの下院500議席をめぐる総選挙は3月24日に実施され、選挙管理委員会の3月28日の公表では親軍政党「国民国家の力党」が約843万票で最多、タクシン元首相派の「タイ貢献党」が約792万票、リベラル系新党の「新未来党」が約626万票だったが、最終的な結果はまだ確定していない。

 新未来党は反軍政を掲げて躍進し第3政党となったとされている。タナトーン氏の違反が確定すれば、同氏は議席獲得の権利を失う。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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