2019年5月12日 〔ミャンマー〕
ミャンマーで国家機密を入手したとして有罪判決を受けていたロイター通信の記者2人が5月7日、大統領令に基づく恩赦により釈放された。
釈放された2人の記者はいずれもミャンマー人のワ・ロン記者(33)とチョー・ソウ・ウー記者(29)で、イスラム系少数民族ロヒンギャへの迫害疑惑に取材中に国家機密を入手したとして2017年12月に逮捕され、国家機密法に違反したとして禁錮7年の有罪判決を受けた。その後最高裁判所が2019年4月に上告を棄却し刑が確定していた。
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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○